旅行・地域

2011年2月11日 (金)

毛フェル座富山遠征レポート その8  富山行ったんだよね?

 代行バスで長岡駅に到着。新幹線の指定席をとっていた我らですが、ダイヤの乱れから予定の列車には乗れていません。そこで問い合わせたところ、「指定席分の料金を払い戻すことはできない。ただしこれからの列車の指定席に振り替えることはできる」との由。が、ダイヤの乱れから新幹線も混んでいて、席が取れるのは1時間半後の列車とのこと。
 でも大丈夫。酒を飲んでいれば1時間半など何でもありません。夜までに東京に帰れることも確実となり、当方の関心はすでに「どこで飲むか」、店の選定にありました。

 今回の遠征での食事はここまで、駅弁→喫茶コーナーのトーストセット→唐揚げ弁当→懇親会でのつまみ→魚津駅前の喫茶店のぺペロンチーノという有様です。そういうことに頓着しない人には何でもないことでしょうが、「食に於ける旅情」を重視する当方にとって、日本海側を離れる前に何とか「それらしい食い物」にありつきたい気持ちは、「飢餓感」と言えるほどになっていました。うっかり入った店に「肉じゃが」や「ソーセージ盛り合わせ」しかなかったら、暴れ出しかねません。

 しかしそうは言っても予定外の長岡。下調べもないし、駅からそう離れることもできません。
 こういうときは地元の情報が何よりです。そして、店の探索にひとり駅前に出た当方の背後から、ラッキーにも「寒いね~」「きゅーっと行きたいよね」という会話が聞こえてきました。こういう会話をする人たちは酒好きに違いなく、またとない情報源です。
 当方はくりっと振り返り、今の会話の主に「すみませんが」と声をかけました。若者三人連れは、いきなり話しかけられ、怪訝な表情です。「駅の近くで、きゅーっといけるようないい店はないでしょうか。新幹線まで間があるので、飲んで時間調整しようかと思って」と言うと、大きなバッグを下げた当方のなりを見て納得し、酒飲み同士の親近感から「それはいい考えですね」と笑顔に。「せっかくなので、新潟っぽいものがいいなと思って」と当方が言うと、「ああ、地酒とか」「じゃあ○○は?」「あそこあったっけ」と協力的に協議してくれて、結果、幸い駅ビルの中の「あさひ山」がなかなかおすすめということで、お礼を言って駅に戻り、そこに入ることに決めました。
 寺泊港水揚げの刺身を肴に、朝日酒造の酒で喉をうるおした一行。自然笑みがこぼれ、当方も暴れ出さずに済み、中でもプロフェルド・ユキノブは、この遠征中最も満足げな表情でした。
 その後、新幹線が当方らを無事東京まで運び、そこでまた飲んで、最後は新宿駅からこの店がなくなるようなことになったら絶対に暴れてやる!と思っている店「ベルク」で飲んで打ち上げで、お疲れ様でした!
(暴れなくていいように、ベルクが新宿駅<正確にはルミネ>からなくならないための署名ページをご紹介しておきます。ご賛同頂ける方、ぜひご協力を!)
 というわけで毛フェル座富山遠征のご報告はここまで。

Rimg0066 因みに帰京後、この写真を見せた友人と、
「これは何?」
「佐渡いかの沖漬」
「これは?」
「えごねり」
「このお酒は?」
「こっちが久保田でこっちが千寿」
「新潟行ったんだっけ?」
「ううん富山」
「?」
 という会話がなされたことを、後日談として付け加えておきます。ちゃんちゃん!

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2011年2月10日 (木)

毛フェル座富山遠征レポート その7  雪中・車中・渦中の毛フェル座

 雪道を行き、魚津の駅に至ると、大雪のため列車ダイヤが大混乱中。乗る予定だった「特急はくたか」は運転見合わせ。「特急北越」のほうは、遅れつつもようやく動いているという状態です。

 毛フェル座一向は、レジャーで旅行がてら来ているわけなので、公演の後は温泉に浸かって、湯上がりは寒ブリに白エビで「銀盤」や「立山」をキューっと♪ というのが、富山遠征の一方の大目的(もう一方の大目的は公演ですよ、当然)でした。
 しかし、そういうことをしていては今日中に東京に帰れなくなるのでは? という懸念が生まれて、当初の予定を切り上げ、乗れる列車で一番早い北越に乗り、寒ブリの一片も口に入れることなく(泣)、魚津を発ったのです。

Rimg0060  その車窓からの画像がこちら。
 こういう状態なので御想像がつく通り、列車はやがて雪中に足止め。「先行の普通列車が安田駅において雪を抱えて停車しているため、この列車も前に進むことができません」とのアナウンスと共に、途中駅で一時停車すること1時間余。

Rimg0049  友人Sこと竹内線や当方は、酒さえあれば苦も無く12時間くらいはつぶせるので、しかもこういうことを予想して酒を大量に確保して列車に乗りこんでいたので、「なるほど、雪を抱えて、と表現するニュアンスはわかるな~ ぐび」などと言いつつのんきに雪見酒を楽しんでいたのですが、もっとちゃんとした勤め人である青柳ササミは、「明日会社に行けなかったらどうしよう」と暗い表情です。

 どうなる毛フェル座! と思っていたら「只今代行輸送を検討しております」とのアナウンス。結局、列車を降りて代行バスに乗って長岡駅まで行くことになりました。
 非日常好きなSは「代行バスに乗るなんて渦中の人だね」とはしゃぎ、新幹線の駅まで行けば帰れることがほぼ確実となるので、ササミも表情を明るくしたのでありました。

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2011年2月 9日 (水)

毛フェル座富山遠征レポート その6 宴の翌朝

Rimg0043 朝起きたら、部屋の棚に、ちんと座っておいでだったこのかた。

 厚紙の胴体に、頭とロープで手足を付け、割りばしを貼り付けた人形です。
 前日、こういうものを作る工作教室があって、猫だ! というので頂き、宴会の後部屋に戻って、ここに座っていていただいたわけです。
 酒が残り、どよ~んとした寝起きの目に、彼女(スカート姿だから)のたたずまいが、とても清純に見えました。

(ちなみに、毛フェル座の看板女優青柳ササミがこの人形を持ち、人形と同じ動きをするという動画も撮影したのですが、座長判断で掲載は自粛します)

 しかし、いつまでもモーロともしていられず、一歩外に出たら、いやでもしゃきっと目が覚めたのですが。そのときの画像がこちらです。

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2011年2月 7日 (月)

毛フェル座富山遠征レポート その4 リハーサル→本番

Rimg0028  午後になり、会場となる部屋に舞台をセッティング。今までで一番広い会場、一番人形劇らしい舞台です。いやあ、嬉しいですね~
 そして、今回、このイベントに誘ってくださった、富山をベースに活動を続けるアーティストよしもとかよさんとやまのしんちゃんズさんたちも到着! いやが上にも気持ちが盛り上がってきます。

 かよさんは自分で織った「さをり」の布で猫耳帽子を作って、かぶってきてくださって、かわいかったですよ~ とか、やまのしんちゃんずさんたちの演奏、さすがカッコよかったですよ~! 座歌「世界の毛フェル座」のためにも、「N・E・K・O・K・E・ニャー!」というコールを考えて来て下さったり、スゲー! そして、『ねこふんじゃだめ』という演目に「弟」の役で参加して頂いたんですが、これがまたウマイ! リハーサルで2回ほど演じただけで、もうすっかり愛すべき弟キャラをつかんでました。恐れ入りました!
 …とか書きつつ、そういう写真がない! 記念写真撮り忘れちまいました! そして一番の山場であるリハーサル→本番の写真も全然ないというのも、いつも通りではっはっは! という感じですが。とほほ…

 でも今回は主催者側に動画の収録をお願いしているので、それが来ましたらお見せできる折もあろうかと。詳細はそのときにご披露ということで、乞うご期待!

 ただひとこと残念なご報告だけ先にしておけば、公演のラスト、座歌「世界の毛フェル座」を、贅沢にもかよさんとしんちゃんズさんたちの伴奏で歌えるというのに、歌の出だしを毛フェル座の誰ひとり正確にとれなかったという大失態…
 特にMCもしていた座長、当方…、痛恨です……。

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2011年2月 3日 (木)

毛フェル座富山遠征レポート その3 空腹…

Rimg0012  この日の午前中、当方らは何しろ腹が減っていました……

 その日の会場入りは朝8時。宿舎には食事の施設がないので、まあ会場に行けば、そちらのほうで何か食べられるようなところもあるだろう、と思い、会場に行きました。リハーサルも午後からだし、時間もたっぷりあるからと。
 途中、コンビニに寄っておにぎりでも調達するという方法もありましたが、それはあえてしませんでした。
 「だって昨夜も車中で駅弁だったからね」とか、「富山だし、それっぽいもの食べたいじゃん」とか、「寒いし、あったかい汁ものとかさ」という人情ですね。

 ところが。

 その「何か食べられるようなところ」がない! その辺、東京もんのアサハカさだったと後から反省しましたが、そのときはもう腹が減って冷静さを欠き、フランス革命を起こさんばかりの勢い。まあ、それもエネルギーを使いますます腹が減るから、暴動は起しませんでしたが。
 結局、その日最初に口に入れたのは、ホール2階のティールームで、10時まで待ってありついた「トーストセット」でございました……

Rimg0026  因みに上の写真は、空腹を抱えつつ、展示していた会議室で待っている間に訪れた方。このイヴェントのゆるキャラの訪問を受けてちょっと元気になり、「おお~、お名前は?」と、尋ねると「S林です」と、律儀な口調でのご返事。ってそこで本名?! というツッコミもありつつ、キャラクター名は「あっぷりん」」だそうです。

 もうひとつの写真は、お昼に頂いたお弁当を食べた和室の壁にあった猫顔(?)
 弁当の写真をとるべきでしたが、撮る間もあらばこそ。もう50秒くらいで食べちまったのでした。

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2011年2月 2日 (水)

毛フェル座富山遠征レポート その2 展示

Toyama2  到着から一夜明けて。
 会場のミラージュホールこと、新川文化ホールへ。公演はこの日の午後4時半からですが、まずは、作品の展示設営。


 作品は事前に送りこんであり、その一部はホール2階の展示スペース「ぱぺっとろーど」に展示されています。参加している各劇団の人形が展示されているのですが、毛フェル座は、人形そのものは小さいので、猫毛祭りin京都で展示した額装の作品を展示させて頂くことにしたわけです。

 で、その他の作品は、会議室内に展示させていただけるということで、その設営を行います。
 まずは、案内の看板作りから。どんな感じの場所か、どういうものが必要かわからなかったので、事前に用意はせず、「まあ実際に見てから、現場にあるものでやろう」と思い、こんな感じに作成。


 そして展示は、壁面にしても良かったのですが、会議室だから机もあるしということで、机の上に並べて展示する方式にしました。
 というか、朝食に有りついていないので何しろ腹が減っていて、机を動かす元気が出なかったから、というのが実のところは大きな理由です。


 会議室なので、ホワイトボードがあり、そこにこんなものも書いてみました。
 部屋を留守にして戻ると、ここにどんどん書き込みがされて、猫の顔が変わっていくのが面白かったです♪(でもその写真はナシ)

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2011年2月 1日 (火)

毛フェル座富山遠征レポート その1 到着

Rimg0002  これは、一体何でしょう?






Rimg0003  新幹線の窓についた、氷のかけらなのです。

 先週末、富山県魚津市で行なわれた「にんぎょうinシアターミラージュ2011」に、我ら世界の毛フェル座も参加させていただいてきました。我らは29日(土)の公演なので、前日の28日の金曜日の夜に現地入りすることにし、東京駅を18時過ぎに出発。そんなわけで、夜の上越新幹線の窓がこんな具合だったというわけ。

Rimg0004  魚津の駅に着いたのは、夜の10時ちょっと前でした。
 駅前に出ると、大きな三角形の灯りが夜の闇を照らしていました。夏のお祭りで引き回される魚津独特の「たてもん」という万燈のオブジェです。

 ホールの方が迎えに来て下さって、宿舎↓へ。
Rimg0011  大きな2つのきのこのように見えるのは、玄関前の門柱。きのこの傘のように見えるのは、積もった雪です。

 「雪すごいね~」と大喜びの座員一同ですが、この雪によってやがて大きく翻弄されることになるとは、この時はまだ気づいていませんでした。

 って今回、画像も文章も、ひとかけらも猫的じゃありませんね。

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2011年1月31日 (月)

雪国遠征です

Rimg0044  遠征風景の一こま。
 雪中行軍ではなく、宿舎から駐車場への移動です。

 こんな感じで、先週末「にんぎょうシアターinミラージュ2011」に参加。猫毛フェルト指人形劇などをご披露してきました。
 毛フェル座は相変わらずの珍道中。その模様はメルマガ猫おきなどでもご報告しますので、どうぞお楽しみに♪

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2011年1月26日 (水)

猫毛公演&作品展示@魚津

Ningyo2011_omote  猫おきメルマガなどではご案内しておりましたが、今週末、猫毛フェルト指人形劇団「世界の毛フェル座」は富山県魚津市にて公演します。京都猫毛祭りでもライヴをして下さった、よしもとかよ と やまのしんちゃんズとのコラボ公演です。

 同時に、京都猫毛祭りで展示した作品の一部を巡回展示。お近くの皆様、この機会にぜひおいで下さいませ♪

■■ にんぎょうシアターinミラージュ2011 ■■
ミラージュホール(富山県魚津市宮津110 TEL 0765-23-1123)
・毛フェル座公演は 1月29日(土)16:30~
(会期は1月28日(金)~1月30(日))
・前売り500円、当日券600円。詳しくはミラージュホールまで。

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2010年11月30日 (火)

猫毛祭りin京都、無事終了しました

Rimg0963  朝、京都の古い町家で目を覚ますと、猫毛祭りの最終日であった。

 慌ただしく身じまいを整えて会場に向かう。

Rimg0950  今日は世界毛フェル座の公演もあり、控室には既に役者たちが控えていた。前日の公演疲れも多少あるものの、どの役者も概ねコンディションは良さそうだ。1名、後ろ向きではあるが。
 舞台に上がる前に、全員集合して、座主様と一緒に記念写真を撮影。

Rimg0938  そして、舞台の設営も完了し、最後の舞台を務める。

Rimg0996  その後は、富山から駆けつけてくれた、よしもとかよとやまのしんちゃんズのライヴ。素晴らしい歌声と演奏で、新作も披露してくださった。

Rimg0994  多くの人に支えられ、猫毛祭りが無事終了。
 ご覧くださった方、参加してくださった方、皆さんが楽しそうであったのが嬉しい。

 終了後、舞台、展示品を一気に撤収。お礼もそこそこに、慌ただしく帰還。
Rimg0898  東京に帰りついて見上げた空は、川瀬巴水の風景版画の色であった。

 皆様本当にありがとうございました。
 

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